注文住宅の間取りを考えるとき、最初は「どんな家にしたい?」と聞かれても、なかなか具体的にイメージできませんでした。
僕たちも、打ち合わせを進めながら少しずつ「ここは譲れない」「ここは妥協してもいい」と考えるようになりました。
特に大切にしたのは、今の暮らしだけではなく、将来家族が増えたときにどう暮らしたいかということ。
今回は、36坪の家を建てる僕たちが、間取りを考えるときにこだわった7つを紹介します。
① LDKは20畳にする
僕たちが間取りを考えるうえで、最初からこだわっていたのが20畳のLDKです。
せっかく家を建てるなら、広いリビングが欲しいと思っていました。
僕自身、幼少期はリビングで過ごすことが多く、家族が自然と集まる場所になっていました。
だから将来、自分たちの家族にもリビングで長い時間を過ごしてほしい。
そんな思いから、家族みんなが集まって、わきあいあいと過ごせる場所にしたいと考えました。
そのため、LDKは20畳を確保することをこだわりの一つにしました。

② 広いLDKを維持するために収納を多めに
20畳の広いLDKを作っても、収納が少なければ意味がないとも考えていました。
将来的には子ども2人が欲しいと思っているので、これから家族が増えれば、物もどんどん増えていくはずです。
収納が少ないと、物がリビングに出てしまい、せっかく広くしたLDKが狭く感じてしまいます。
そこで僕たちは、広いリビングと十分な収納はセットで考えました。
「物はこれからどんどん増えていくから、収納は多くて損はない」
そんな考えで、間取りを考える段階から収納を重視しました。
③ 和室ではなく「畳コーナー」にする
和室も欲しいと思っていました。
目的は、
- 子どもの遊び場
- 両親が泊まりに来たときの寝る場所
として使うことです。
ただ、独立した和室にしてしまうと、子どもが大きくなった後などに使わない部屋になってしまうのではないかと考えました。
そこで、完全な個室の和室ではなく、リビングに隣接した畳コーナーにしました。
リビングとの間に段差もつけず、一体的に使えるようにしています。
普段はリビングの一部として使い、必要なときにはロールスクリーンで仕切れるようにしました。
子どもが小さいうちは遊び場として使い、両親が泊まりに来たときには寝てもらう。
その時々で使い方を変えられる場所にしたかったのです。
④ リビング階段にはしない
僕たちは、リビング階段にもこだわって「しない」という選択をしました。
僕の実家もリビング階段ではなかったため、その影響もあると思います。
もちろん、子どもが帰ってきた姿を見られることは良いことだと思っています。
ただ、子どもが思春期になったときには、家族と顔を合わせることを嫌がることもあるかもしれません。
また、子どもの友達が遊びに来たときのことも考えました。
夜になって、お風呂上がりの自分たちの姿を子どもの友達に見られるのは、親としても少し嫌だなと思ったからです。
そのため、子どもの成長や家族それぞれのプライバシーも考えて、リビング階段にはしないことにしました。
⑤ お風呂と脱衣所は分けたかった
ここは、実は叶えることができなかったこだわりです。
僕たちは、お風呂と脱衣所を分けたいと考えていました。
理由は、誰かがお風呂に入っていても、ほかの家族がドライヤーを使ったり、歯磨きをしたりできるようにしたかったからです。
家族が増えれば、洗面所を使いたいタイミングが重なることも増えると思います。
ただ、ほかのこだわりとの兼ね合いもあり、最終的にお風呂と脱衣所を完全に分けることはできませんでした。
そこで、2階にも洗面台を設置することで妥協しました。
注文住宅だからといって、すべての希望を叶えられるわけではありません。
僕たちの場合は、すべてを詰め込むのではなく、優先順位をつけて、他のこだわりを叶えることを選びました。
⑥ 1階にファミリークローゼットをつくる
1階にファミリークローゼットを作った理由は、かなりシンプルです。
子どもと一緒に着替えたい。
子どもと一緒に支度をしたい。
この気持ちが一番大きかったです。
子どもが小さいうちは、朝の支度や着替えなど、親が手伝うことも多いと思います。
だったら、家族の服をまとめておいて、1階で一緒に支度できる場所を作りたい。
そう考えて、1階にファミリークローゼットを作りました。
収納として便利なのはもちろんですが、僕たちにとっては、子どもと一緒に朝の準備をする時間を作りたいという思いから決めた間取りです。
⑦ BBQができる庭をつくる
家の中だけではなく、庭も家族が楽しめる場所にしたいと考えました。
僕たちはバーベキューが大好きなので、家を建てたら庭でたくさんBBQをしたいと思っています。
子どもができたら庭で一緒に遊んだり、友達をたくさん招いてBBQをしたり。
家族だけでなく、友達も集まれるような場所にしたいと思っています。
そのため、庭についても「ただの空きスペース」ではなく、家族や友達が集まって楽しめる場所として考えました。

すべての希望を叶えられたわけではない
ここまで7つのこだわりを紹介しましたが、実際の家づくりでは、すべての希望をそのまま叶えられたわけではありません。
今回紹介した中でも、お風呂と脱衣所を分けるという希望は叶えることができませんでした。
でも、注文住宅だからこそ、「絶対に叶えたいこと」と「できれば叶えたいこと」を分けて考えることが大切だと感じました。
僕たちの場合は、
- 家族が集まる20畳のLDK
- 十分な収納
- 将来も使いやすい畳コーナー
- 家族のプライバシー
- 子どもと一緒に支度できるファミリークローゼット
- 家族や友達と楽しめる庭
など、将来どんな暮らしをしたいかを考えながら間取りを決めていきました。
間取りを考えるときは、部屋の数や広さだけではなく、
「この家で家族とどんな時間を過ごしたいのか」
から考えてみるのも良いと思います。
僕たちも、これから完成する家で、この間取りが実際の暮らしにどう役立つのか楽しみにしています。





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